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高卒採用の“職場見学”で応募につなげるポイント3つ

2018年10月05日

高卒採用では「職場見学」がとても重要

高卒採用は大卒採用と比べると生徒と企業間の接点の機会が限られており、少ないコミュニケーションの中で採用活動を行わなければいけません。

生徒が応募前の職場見学を行うことは、職業や職場への理解を深め自分の目で応募先を選ぶ良い機会です。企業の理解を深めることにより就職後の早期離職の防止につながります。さらに、前回の記事で職場見学を実施することは、応募につなげるための重要な役割も果たしているとお伝えしました。

今回は職場見学の基本と応募につなげるポイントをまとめてみました。

知っておきたい職場見学の基本

高卒採用をしている企業は、ほぼすべての企業が職場見学を実施しています。職場見学を希望する生徒がいる場合、学校の先生が企業に連絡し、電話で職場見学の日程調整を行い日時を決定するのが基本です。(大手企業は職場見学の日程を決めている場合もありますが、中小企業ではその都度職場見学を設定する企業が多いです。)

<実施時期>
7月末から8月末の夏休み期間
<実施時間>
9時~16時頃の間で約1時間程度
<職場見学当日>
生徒の受け入れ、学校への生徒参加報告書の提出(基本、押印のみです)
<職場見学の内容>
会社や仕事の説明、オフィス見学や先輩社員との対談など

職場見学の注意すべきことは?

職場見学を行う際、企業側は事前選考にならないよう気を付けなければなりません。採用ルールでも、「選考してはいけない」というものがあります。また、職場見学に先生が同行してくることや、最近では親が付き添うケースもあるので、様々なケースに合わせて柔軟な対応が必要です。見方を変えると先生や親が来るという場合は、企業としてはチャンスです。学生だけでなく、先生や親を味方にすることができるからです。

<職場見学のルール>

ここで職場見学を行う際のルール上の注意点を記載します。

①応募書類をはじめ、生徒に書類(個人情報、アンケート等)の提出を求めないこと。

②採用選考に直接つながる質問や内定と受け取れるような話をしないこと。

これはハローワークが開催する求人説明会でも注意を受ける点ですので、遵守するようにして下さい。

職場見学を応募につなげるポイント

ここまで高卒採用の職場見学の基本と注意点についてまとめましたが、次に職場見学が応募につながるポイントについて3点まとめました。

Point1 職場見学者の目標人数の設定を行う

採用人数から逆算して見学会参加人数目標を決定するとよいでしょう。平均で1人3社職場見学に参加することが分かっています。(ジンジブ調べ)職場見学からの応募率が33.3%ということになりますので、1人採用目標に対して最低でも3人の職場見学が必要ということになります。

Point2 「交通費支給」など参加障壁を下げる支援を行う

特に生徒が遠方の場合は「交通費支給」にすると参加障壁が下がり参加希望者が増えます。職場が遠方の場合、地方出身の生徒を受け入れる場合など、職場見学での交通費支給は他社との差別化ポイントになるはずです。

Point3 「5S」と「先輩社員」社内を巻き込む

職場見学で最も注意すべき点は、5Sの徹底です。お互いに気持ちよく職場見学を終えることができるように、全社員に協力してもらいながら職場見学を行いましょう。

具体的には、オフィスの整理整頓、その他にも担当しない社員が生徒に会った際に挨拶をするようにするなど、生徒を受け入れるムードを作ることが大切です。ある意味では、この職場見学をきっかけに社風改善につなげることもできます。

次に職場見学時に対応する社員は、高校生と比較的年の近い先輩が担当するとよいでしょう。高校生に近い視点で対応することができますし、高校生側からすれば親近感を持って話をすることができるのでお互いのメリットになります。参加した生徒からの感想は「話しやすかった」「入社後のイメージを持つことができた」「自分も頑張れそうな気がする」といった声をもらいます。

 

職場見学のこれから

最近では、遠方の学生のためにSkypeなどで職場見学を受け付けることを検討している企業があるようです。遠方の場合、どうしてもたくさんの企業を見学することが出来ずに、少ない選択肢から企業選びを行うしかないことを考えると、とても良い取組みになりそうです。

今後は時代の進化とともにVRを使った職場見学が出てくるかもしれませんね。すべては高校生が様々な体験を通じて、応募する企業を決定するために大切な取組みであることは間違いありませんね。

まとめ

高卒採用における職場見学は、接点機会が少ない高校生にとって希望する企業を決める重要なコミュニケーションになります。
①職場見学者の目標人数の設定を行う
②「交通費支給」など参加障壁を下げる支援を行う
③「5S」と「先輩社員」社内を巻き込む
以上の3つのポイントを抑えて、応募につながる職場見学を実施しましょう。

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