高卒採用Labとは? | 高卒採用Lab 高校生採用を科学する

はじめてのかたへ 高卒採用Labの活用方法をご紹介

高卒採用Labとは

高卒採用Labは、高卒採用を考える企業のための情報メディアです。
「知る・考える・やってみる」をコンセプトに、高校生の採用を実施する企業へ価値ある情報をお届けします。

高卒採用Labでご紹介する情報

高校生の就職や採用に関するニュースをまとめ、解説付きでわかりやすく紹介します。
また、高卒採用Lab独自の調査結果や高卒採用のノウハウ、企業の採用担当者からのインタビューなど様々な切り口から高卒採用について考えます。

高卒採用のメリット

高卒採用は採用にかかるコストが低い

高卒採用のメリットとしては、まず「大学生の新卒採用や中途採用と比較したときの採用のしやすさ」が挙げられます。

高卒採用を大卒採用・中途採用と比較すると、高卒採用の求人倍率は2.78倍と最も高い水準で、採用単価は約10〜15万円と最も低い水準です。

求人倍率を見ると高卒採用は厳しそうに見えますが、大卒採用の求人倍率を300名以下の中小企業に絞ると「8.62倍」となり、倍率は跳ね上がります。

出典: 株式会社マイナビ「中途採用状況調査」(2019 年8月調査)
株式会社リクナビ「リクルートワークス」(2019 年8月調査)
「ハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」(2019年8月調査)

大卒採用に比べ採用業務は約1/4に短縮

大卒採用の場合、大学生は複数エントリーが前提とした就職活動を行うため、企業は多くの人材と接して採用活動を進めなければ思うような採用成果を獲得できません。

一方、高卒採用の場合、高校生は就職活動の中で検討する企業数が少なく、内定辞退がほぼないため、企業側も選考を行う人材数が少なくて済み、採用業務はおよそ4分の1と大幅に短縮できるのがメリットの1つです。

長期の戦力

高校生の新卒は、大学生の新卒より4年先に社会に出るため、大卒が企業に入社するころには社会人5年目になっています。

4年間の実務経験年数は大きなスキルの差となり、若くして部下を持つなどの責任のある仕事を任すことができれば、20代での活躍の時間が最大化します。若手の長期戦力化が可能となり、企業の活性化につながります。

その他のメリット

既存社員の意識向上
高校生の新卒社員が入社するメリットの1つとして、既存社員の意識向上が挙げられます。特に高卒社員を採用した場合、既存社員の“教育に対する意識”が強まり、目線が1段階上がります。

社風改善
高卒社員の魅力の1つは、10代という圧倒的な“フレッシュさ”。
若くて素直な人材を採用することにより、社風改善・経営基盤の強化が図れます。

社内ピラミッド改善
若手人材の確保が難航し、社内平均年齢の高齢化が進んでいませんか?高校生の新卒採用を継続して行っていくことで、若手の基盤が固まり、社内ピラミッドの改善にもつながります。

高卒採用Labの使い方

高卒採用Labには、様々なかたにご利用いただけるよう多様な切り口の記事が掲載されています。高卒採用の段階に合わせて適切なサポートができるよう、それぞれの記事に「ステージごとのタグ」と「キーワード」が設定されています。

記事のステージについて

高卒採用を考えるにあたって、段階ごとに必要な情報やするべき行動は異なります。ステージに合わせて必要な行動をサポートするべく、高卒採用Labでは、大きく3つの段階に分けて記事を掲載。どの時期にどのようなことをすればいいかがわかりやすくなっています。

ステージごとに詳しく解説 高卒採用Labで紹介すること

ステージ1「高卒採用のルール」

高卒採用には、特有の採用活動ルールやスケジュールがあります。高校生の採用を考える上で人事が知っておくべき基本情報についてまとめ、お伝えします。

また、採用活動をスムーズにするためのツールについても併せてご紹介します。

ステージ2「採用活動について」

高卒採用の実践に役立つ記事をまとめています。初めて高卒採用に取り組む場合でもスムーズな活動が行えるよう、現場の情報を丁寧にお伝えしています。

ステージ3「定着と育成」

採用後のフォローや定着に向けた働きかけについてご紹介します。採用されたかたが数年後にはリーダーとして活躍できるよう、育成についての話題も取り上げています。

高卒採用を成功させた事例なども取り上げながら、社内の雰囲気づくりや組織活性化につながる記事をまとめています。

記事のキーワードについて

それぞれの記事には、ステージとは別に「キーワード」を設定しています。こちらはステージに関わらず横断的に設定されているもので、全ての記事からキーワードに関連する記事のみ抽出して閲覧することが可能です。

よく利用されるキーワードについては、画面右上の検索ボタンから見ることができます。

高卒採用全体の流れ

高卒採用の活動スケジュールは、大卒採用とは動き方が異なり、行政・主要経済団体・学校組織の三者による協定によってルール化されています。企業は、高卒採用のルールを理解した上で活動を行うことが求められます。
都道府県や高校によっては、年間のスケジュールが若干異なる場合もありますが、全体的な活動スケジュールはほとんどが以下のような流れになります。

<2023年3月卒の新規高等学校卒業者の採用選考スケジュール>
6月1日 ハローワークによる求人申込書の受付開始
7月1日 企業による学校への求人申込及び学校訪問開始
9月5日 学校から企業への生徒の応募書類提出開始(沖縄県は8月30日)
9月16日 企業による選考開始及び採用内定開始

企業の動き

行政・主要経済団体・学校組織の検討会議によって、毎年の高卒採用のスケジュールや解禁日が取り決められます。企業は高卒採用選考期日から逆算し、どのような新卒採用の活動を行い、採用を成功させるか戦略を練る必要があります。以下は、2022年度高校生の新卒採用のスケジュールです。

6月1日  ハローワークによる求人申し込み書の受付開始
7月1日  企業による高校への求人申し込み及び高校訪問開始
9月5日  高校から企業へ高校生の応募書類提出開始(沖縄県:8月30日)
9月16日 企業による選考・面接開始及び採用内定開始
※高校生を対象とした求人は、ハローワークにおいて求人内容を確認したのち、高校に求人が提出されます。

つまり、企業が高校に対してアプローチ活動を行えるようになる解禁日は7月1日~です。7月1日より企業は以下2点の採用活動を行うことができます。

・高校訪問:就職を希望する高校生を指導する先生を訪問し、企業の紹介や求める高校生像を含めた求人内容を紹介します。具体的にどのような高校生に就職してもらいたいのか、月給等の求人条件に勝る企業の魅力を伝えるよう心がけましょう。

・求人票の発送:高校生を採用する企業は、高卒採用専門の求人票をハローワークで作成する必要があります。原則的に、ハローワークから発行された求人票を用いて高卒採用を行うことがルール化されている為です。その求人票が公開されるタイミングで、募集を行いたい高校の進路指導部宛に求人票を送付します。

高卒採用のルールを理解し、企業の求人をどれだけ効率よく拡散できるか。高校生の新卒採用において戦略設計は採用成功への第一歩です。

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