社員を輝かせる教育法と高卒社員インタビュー【高卒採用成功事例】 | 記事一覧 | 高卒採用Lab 高校生採用を科学する

社員を輝かせる教育法と高卒社員インタビュー【高卒採用成功事例】

若手社員の成長と可能性を育むことは、企業の未来を担う上で極めて重要な要素です。
本記事では、株式会社ヨシダタロウの山中社長と3名の高卒社員にインタビューさせていただき、若手を育てる山中社長の想いと高卒社員の活躍、彼らの可能性について探っていきます。
若さと柔軟性を活かし、会社に新しい風を吹かす彼らの存在と山中社長の想いに迫ります。

高卒採用の理由と育成への思いと考え方
「新しいアイデアや発想力を持っている」「固定概念がないからこその伸びしろ」

なぜ高卒採用をされているのですか?

創業90年、丁稚奉公を行っていた当時から、続けています。若くして地方から出てきて一緒に住み込みで働いていただき、一緒に会社を大きくしてきました。18歳19歳の方はしっかりと育てることができれば会社のカラーを出しやすく、育てがいがあると感じています。
柔軟さや意欲があり、積極的に取り組む姿勢があります。また、新しいアイデアや発想力を持っていることがありますね。

「育てがい」という言葉が出ましたが、具体的にどのように育成されていますか?

大卒の方に比べてプレゼンテーションやディスカッションの経験が少ないため、やり方を知らないことが多いです。だからこそ、型にはまらない方法で新しいアイデアを出しやすいように促しています。
私たちが事業として行っていること、社会にもたらす影響をきちんと教えることで共感していただければ、自分で良いと思ったやり方をして良いと伝えています。人に影響を与える社会貢献ができると伝え、あとは面白く楽しくやって欲しいと。
高卒者は固定概念がないまっさらな状態だからこそ、すごく伸びしろを感じますね。
会社としても、若い方を育てる責任も持たないといけないと思います。教育体制を整えつつ1人1人何が得意かを見つけることができるようにしたいです。それぞれの良さを伸ばすことが会社にも良い影響を与えてくれると考えています。

今回、インタビューしていただく高卒入社の3人も良さや強み、キャラクターはそれぞれです。3人とも伸び方が違うので、是非色々な話を聞いてくださいね。

高卒社員の活躍と可能性
高卒社員3名(加瀬さん、工藤さん、井村さん)のインタビュー

ここからは、高卒で働かれている3名の方にもそれぞれお話を伺いました。高校卒業後に就職しようと思った理由はなんですか?

加瀬さん:21年に入社し3年目です。1番の理由は大学に行く意味が見つからなかったところと、自分でお金を稼ぎたかったからです。

工藤さん:21年に入社し3年目です。理由は正直に言うと勉強したくなかったからです。幼い頃から学校でじっと授業を聞くのが苦痛で、高校では通信制高校に通いながら、家具職人として働いていました。

井村さん:この4月に入社したばかりです。社会に早く出て自立したいと思い就職を選びました。

それぞれ、どのようにしてここヨシダタロウ様を選ばれたのですか?

加瀬さん:高校に届くの求人票で営業職を探していました。「ヨシダタロウ」という社名にインパクトがあり目に留まりましたね。就活の中でジョブドラフトFesにも行きました。当時あまり営業職がなかったのですが、ジョブドラフトFesに行ったことで色々な会社に触れて、やっぱり営業職を目指したいという思いが強くなりました。

工藤さん:私は地方出身なのですが、漠然と東京で営業がやりたいという憧れがありました。スーツを着てピッと決まった営業マンをイメージしていて。その中でも「歯科業界」がなんだろう?と分からなかったからこそ興味が一番沸きましたね。
通信制で、仕事もしていたので求人票を見て探すところには抵抗なくスムーズに進めることができました。東京に行くか、地元に残るかはギリギリまで悩みましたが。

井村さん:先生からの紹介で知りました。先輩(加瀬さん)がここで働いていると聞き、興味を持ちました。
先生から話を聞いた次の日に会社見学にいきました。見学の時にみなさん笑顔で迎えていただき、にぎやか、優しい方が多いという印象で会社の雰囲気に魅力を感じました。
会社の雰囲気と人とのかかわりが持てる仕事内容で決めました。

入社後、仕事内容はいかがでしたか?大変だったことやモチベーションについて教えてください。

加瀬さん:1年目は覚えることがいっぱいで楽しかったですね。
2年目の営業に出るようになって半年くらいたってモチベーションが凹んだ時期はありました。
商品紹介にも慣れてきて、「こんなものか。」と、感じてしまい少し飽きてきた感じに近いかもしれません。
ですが、新しい商品や営業に挑戦させていただき自然と解決できました。今は上司の勉強会がモチベーションになっています。
辞めたいと思ったことは一度もありません。
僕が一番好きなのは会社のアットホームな雰囲気が大好きです。
営業で外出した後に、オフィスに帰ってきて上司と話す時間が楽しいんです。尊敬できる上司に営業のアドバイスをもらえる環境で、頑張りたいと思いますし、もっとお客様の役に立ちたいです。

見てくださる先輩や上司と話すのが楽しいって素敵ですね。

山中社長:加瀬は容量よくできるタイプな分、飽きが来ないように教育のスパイスを入れることも大切にしていますね。新しいことを覚えたり触れたり、ベテランと話す機会を設けたりすることを大事にしています。

工藤さん:モチベーションは入社後、右肩上がりでした。
入社して3ヶ月は社長直下で学ばせていただき、物流センター3ヶ月経験し営業に配属という流れです。今は商品説明の動画作成(ホワイトニング)などにもチャレンジしました。これからも色々な動画を撮影したいです。同期が3人いるので、良いライバル意識もあって目立ちたいと飛び込み営業をがんばりました。それもモチベーションを維持できている理由です。

山中社長:工藤はYouTuberになりたいと思ったことがある、目立ちたいという話があったんです。商品説明動画は、営業が売り込み安いようにメーカーさんと制作することが多いですが、彼らに任せてみたら面白いものが出来上がるんですよね。インパクトに残るので営業しやすいと言います。飛び込み営業もやりたいという話を聞いて一緒に歯科医院を回ったりもしました。
彼は営業がうまいのです。通信制高校時代の家具職人での苦労や経験、培ったものを無駄にしていないと感じますね。メーカーさんのことも理解し丁寧に伝えているところがあるのだと思います。

工藤さん:印象に残っているのは、営業先の先生に「ありがとう」とジュースをいただいたことです。飛び込みが成功した時、ハロウィンの時期だったので配布用に子供用にラッピングしたプレゼントを渡したんです。そして自分が飛び込みした医院の売り上げが上がったり成長につながっているのを感謝されること、本当に嬉しいです。

山中社長:営業の仕事は辛いこともたくさんあると思うんです。実際に聞いていますし。ですが、辛いことも良い経験も含めて成長だなと思っています。

井村:僕はまだ入社して間もないですが最初の1週間はビジネスマナー、パソコン操作、会社について学びました。2週目は歯科についての座学に参加しました。
3週目から診療の見学をしました。商材が使われているところを見せていただきました。
体験したことないことをしていて知識が増えていることを実感しています。

山中社長:入社してすぐに全社朝礼で、ChatGPTについて説明を頼んだのですが、プレゼンがとても上手でした。彼は、予習してアウトプットまでがすごく早いなと感じました。正直、なんでみんなの前でプレゼンするんだと疑問だったのではと思うのですが、素直に取り組んでくれるのも彼の良さです。

井村:任された仕事に対してまずはやってみようという気持ちです。そして人の話を聞いてイメージを膨らませて形にすることが好きで動画などを作る作業もさせていただいているのですが楽しいですね。

山中社長:私の作りたい動画を伝えて制作してもらいました。これまでメーカーさんと製作していた時は何度も修正をしてもらっていたのに。「そうそう、こういうイメージ。本当に、なんで私の頭の中わかるの?」と思うほどでした。ニュアンスまで汲み取るところが彼のセンスだと感じています。

3人とも個性や強みがバラバラです。
伴走しながらそれぞれの育成方法を考えること、彼らにとって職場が安心できる場所になることを心がけています。

それぞれのキャリアプラン
「まずは自分の人間力を育てることが器の大きさに」

皆様それぞれの思いが伺えました。ありがとうございました。
採用後のキャリアプランについて、山中社長はどのようにお考えですか?

まずは個人の人間力を育てる環境とキャリアを考えています。
自分のことを理解して確立してもらいたいからです。
仕事もプライベートも含めて、自己理解しながら人間力を高めることで、部下や後輩を育てる環境になった時に、様々な環境や相手を受け入れる器の大きさに繋がると思います。
仕事を楽しい、面白いと感じてもらえるスパイスは何年キャリアを重ねても、与え続けたいです。

なるほど。それぞれの人間力を育てるためにも、みなさんのやりたいことや特性をしっかり理解して取り組まれていることが伝わりました。

山中社長のメッセージと今後の展望
「学ぶ機会を与え、その後は個性によって選択できるようにすることが会社の成長に」

弊社にはベテラン社員が多くいます。ベテランのキャリアや知識も、若手からの発信を行うことで一方通行でなくお互いのコミュニケーション活性化になります。若手にチャレンジさせている動画もベテランにとっては刺激になるコミュニケーションツールの一つでもありますよね。
売り方などはベテランからも知識を引き継いでいきたいです。それぞれの個性を伸ばしていきたいと考えています。

会社としては若手だけではなく、中堅やベテランも学ぶことによって事業が成長していくと考えています。若手だけ教育しなければならないという意識ではなく、相乗効果、それぞれの良さを引き出せるように学ぶ機会を与え、その後は個性によって対応を変えること。生涯学習だと考えています。
最近ある社員にMBA取得の支援を行いました。彼から申し出があったのですが、会社でサポートするので得た知見を会社に還元してほしいと伝えました。
今は、MBA取得で学んだことを営業に組み込んでもらい落とし込んでもらっています。
学びに年齢は関係ありません。
私自身も学んでいきたいですし、社員が成長できるような環境を今後も作っていきたいです。

まとめ

組織としての環境整備はもちろんのことそれぞれの個性を鑑みた学ぶ機会を与えられていることが印象的でした。
取材させていただいた部屋の名前は「ふくらルーム」。
アイデアが膨らむお部屋ということで名づけられたそうで、ふくらルームのテーブルも高卒社員の工藤さんが作られたそうです。それぞれの「得意」「好き」を活かして、いきいきと活躍されている様子が伺えました。
教育のスパイスは何より、会社からの「期待」ではないでしょうか。
期待を背負う高卒社員は会社全体にも良い影響があり、今後の活躍にも注目したいです。

この記事が若手採用や会社の教育についてのヒントになると幸いです。

企業情報
企業名:株式会社ヨシダタロウ
従業員数:95名
業種:歯科医療の商社。歯科医療機器、材料の販売、歯科貴金属販売。歯科用コンピュータ、書籍、医薬品などの販売。歯科診療所の開業、セミナー、研修会の開催。経営に関するプランニング、マーケティングなどの総合コンサルティング。
募集職種:営業職
人事実働人員:4名
高卒採用歴:創業の時から

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