採用課題を解決する第一歩|人柄のマッチングと高卒第二新卒の魅力【ジョブドラフトNext導入事例】
採用における悩みや課題は多々存在しますが、特殊な商品や業界では経験者が少なく、適切な人材の特定が困難です。そこで、経験よりも人柄を重視し、未経験の高卒第二新卒者の採用をされた窪田製薬ホールディングス株式会社に取締役 市川様へインタビューをいたしました。
本記事では、高卒第二新卒の魅力と採用の背景、キャリアプランについてご紹介します。
目次
1、未経験の人柄採用で、まずはロールモデルを
採用においての悩みや課題はございますか?
一言で表すと、「採用基準の言語化」でしょうか。
当社は特殊な商品(デバイス)を販売しているため、取り扱い経験者がほとんどいないのが現状です。
だからこそ、採用活動においてどんな方が当社とマッチするのかを言語化することが最重要であり、実際、この部分は、採用を進めながら手探りしている状況です。その中でスキルや、経験の部分を重視した採用については、まだまだ難しさを感じています。
しかし、このフェーズで経験よりも重要だと感じていたのが、どれだけ「仕事を楽しみながらコミットできるか」、「仕事への貪欲さ」、つまり人柄の部分です。当社は急成長を目指し、日々変化していく必要があるため、その流れに振り落とされない貪欲さと意志の強さが重要だと思っています。
今回の採用は、この人柄部分にフォーカスしました。採用した方が今後成長して会社の中でもキーマンになっていけば、当社の採用ロールモデルとしていきたいですね。
未経験でも人柄の部分を重要視して採用し、育てていくことが、当社にとっても良い影響を与えるのではないかと思います。
2、ハングリー精神に期待した「高卒」の採用
今回「高卒第二新卒」に魅力を感じていただけたのはなぜでしょうか?
「第二新卒」という部分よりも「高卒」という点に魅力を感じていました。
自分の経験からも、高卒人材の就職活動や転職活動におけるハードルは、非常に高いと感じています。だからこそ「人生を変えたい」という自己成長のためのハングリー精神があったと過去を振り返って感じます。
逆境からキャリアからスタートしている方だからこそのハングリー精神や成長欲に期待していますね。コミットできる仕事が見つかると、大卒に負けないガッツが発揮できるかと思っています。
また、「第二新卒」という部分については、当社の体制部分でフィットしております。
新卒採用となると、採用のリソースは年間通しての確保が必要です。教育部分でも、全く社会に出たことが無い方たちを教育するほどの体制がまだ整えられていないところが正直な現状です。
そういった意味で、第二新卒で高卒の正社員希望の方の紹介をしてもらえるのは、当社の今のフェーズに合っていると思います。
3、ヒアリングを経ての紹介でスクリーニングに安心感【ジョブドラフトNext】
ジョブドラフトNextに期待していたことはありますか?
カウンセリングを重視されてミスマッチが起こらないようにヒアリングいただいた上で紹介いただける点と「社会人基礎力」などの基礎スキル研修がある点です。研修で全てが網羅されるわけではないとは思いますが、安心できます。
今回は、面接以外にも私たち(ジョブドラフトNextキャリアアドバイザー担当)とも多くのヒアリングのお時間をいただき本当にありがとうございました。
情報のない方を一から選考や面接をするよりも、ジョブドラフトNextで様々なプロセスを踏んで、紹介いただけるのでスクリーニングとしても良いと感じました。
4、今の気持ちを忘れずに、仕事に向き合って欲しい
今回入社された方第一印象はいかがでしたか?
第一印象はとても真面目な方だなと。
面接時の質問に対しても、一生懸命考えて自分なりの答えを出してくれました。問いに対して真摯に向き合うことができるところにポテンシャルを感じましたね。
仕事する中での思考プロセスとして、まずは事実理解のため、リサーチベースで要素を洗い出すフェーズ、次にその中から優先順位をつけ、アクションを洗い出すフェーズ、それぞれのメリット・デメリットを言語化し、ベストはどれなのかを意思決定するフェーズがあると思います。
この思考プロセスをしっかりと自分のものにするには、正しく見聞きし、物事に向き合うことが重要だと思います。その姿勢が面接でも垣間見ることができたので、仕事(実務)で学ぶ中でどんどん成長していただける方だろうなと思いました。
今後期待することはなんでしょうか?
業務的なところは、立派な営業マンになっていただきたいです。
面接でも営業をやりたいという意思を感じられたので、うちの会社でいいねって言われる営業マンの水準までは頑張ってほしいです。
個人的な思いとしましては、今の入社してすぐの感情を持ち続けて欲しいです。
仕事は慣れていくもので、慣れとともに緊張感がなくなることもあると思いますが、今のハングリー精神、変わりたい、成長したいと言う気持ちを持ち続けて欲しいです。
私も同じ境遇で、今も変わらずずっと「足りない」と思い続けて成長してきたタイプです。
社会人として「ハングリー精神」は、きっと強みになると思うので、今の気持ちで仕事に向かってくださることを期待しています。
5、新しい視点がチームに刺激を与える
組織として期待すること
新しい価値観、新しい風に期待しています。
入社してすぐの新鮮な視点や若い感覚や疑問、意見を素直に伝えて欲しいですね。
「なぜ(お客様は)買うのでしょう?」など、素朴な疑問がチームに刺激を与えます。
組織づくりとして、チームには必ず、今いるメンバーとは異なるタイプの方を入れるようにしています。
それがリスク管理にもつながっていると考えていて、違ったタイプの人が関わり、議論することによって、今まで見えなかった穴に気づけるチームになると考えているからです。
新人、ベテラン関係なく議論できるというのを大事にしているのでどんどん発言して、チームに刺激を与えていって欲しいなと思います。
キャリアプランについて
まずは自走(自創)できること、やりきること、そして次に誰かを引っ張っていく存在になって欲しいと思います。
その先は、専門として突き詰めるのか、マネジメントを学ぶのか、ジェネラリストとして自分の領域がどんどん広げるのかは自由だと思っています。
年齢や経歴に関わらず実力で評価できる組織と考えているので、ハングリー精神と主体的な行動を大事に、前向きに仕事に向き合ってキャリアアップを目指していって欲しいです。
6、まとめ
窪田製薬ホールディングス株式会社様のスピード感溢れる社風と経歴に関わらず活躍できる環境を伺うことができました。
より人柄を重視した選考アプローチとハングリー精神を引き出すキャリアプランの体制が、組織と個人の成長につながっているのではないでしょうか。
窪田製薬ホールディングス株式会社 市川様 ありがとうございました。
企業情報
企業名:窪田製薬ホールディングス株式会社様
従業員数:10名
業種:医療機器メーカー
募集職種:オープンポジション
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