職場・人間関係の良さが紹介を生む【高卒採用成功事例 株式会社トライズリンクス様】
高卒採用を支援するジョブドラフトへの掲載企業の担当者に体験談を聞く、高卒採用成功事例シリーズ。
今回は、IT通信や、次世代インフラの提案営業する株式会社トライズリンクス 安藤様に、高卒採用成功についてお話を伺いました。
目次
(1)大卒採用・中途採用に苦戦していた
(2)1年目・2年目の採用活動
(3)職場・人間関係の良さが紹介を生んだ
(4)入社後の教育と期待
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(1)大卒採用・中途採用に苦戦していた
‐まずは御社のことについて教えてください。
当社は、次世代の生活インフラ全般をご提案し、新たな時代を創るお手伝いをしています。
超最速インターネット回線を使い、自社インターネットサービスの提供を個人宅向け、オフィス向けに、更に法人様へはクリーンエネルギーの太陽光発電や蓄電池。業務用エアコンやQRコード決済端末なども展開しております。
販路を九州全域へ拡大しお電話にてご案内の後、現地にて提案営業しています。
創業8年目、従業員数は50名を突破し、10代、20代の若い力が会社を引っ張り成長しています。高卒採用では2019年卒は4名入社し、2020年卒では4名が内定しました。
-これまでどのような採用活動をしていましたか?
これまでは大卒新卒と中途を紹介や媒体を使い、募集を行っていました。正直に言うとあまり上手くいっていませんでした。応募数に対しての面接実施率が低く、日程が決まっても実際に会社に来るのが半数ほどという事もありました。
媒体によって応募率が上がることはありましたが、難しさを感じていました。
そこで2020年卒から大卒採用の媒体掲載を辞めて、紹介での通年採用を行うことにしましたがここ2~3年採用が出来ていません。
中途採用では採用後の継続勤務率が課題でした。
-高卒採用を始めた経緯、ジョブドラフトとの出逢いは?
人事担当は主に私1人で担当しています。
代表取締役の安田からの高卒採用する案を受けた際には、高卒採用はハローワークや高校を介して高校生とやり取りをするため大卒新卒や中途のように直接スピーディーにやり取りができないのではないか、また未成年の採用という点や、まだまだ会社としても発展途上な中、大丈夫だろうかという不安がありました。
しかし会社として成長するためには社員を増やす必要があります。いろいろな方法を試さないと、自社にあった採用は分からないと思いました。
ジョブドラフトの話を実際伺い、「高校生はやる気を持って純粋に頑張ってくれるのでは」と期待を感じ、高卒採用を始めることにしました。
大卒新卒の合同企業説明会では学生と接点を取ることが難しいという話を聞いていましたが、高校での合同説明会への参加では、直接高校生にお話ができる点や、フォローが多い点などを聞き、今後に高卒採用のノウハウにつながると思い、ジョブドラフトの契約を決めました。
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(2)1年目・2年目の採用活動
‐1年目、2年目の採用活動について教えてください。
1年目(2019年4月入社) 採用目標、実績、活動内容
2019年卒では2名採用、入社後すぐに更に2名採用し、合計4名採用ができました。
ジョブドラフトの契約を7月~8月に行ったため、採用活動は一次応募の時期に間に合わず、二次応募から開始しました。
初年度は高校の学校内での合同企業説明会にお誘い頂き、高校生と直接話をする機会がありました。卒業間近の2~3月ギリギリまで5校ほど参加しました。どういう話をしたら生徒が楽しく聞いてくれるか探り探りでしたね。高校生は営業職のイメージを持っていないため、営業職の楽しさを伝えるようにしました。また、説明会をきっかけに通信制高校からアルバイトの応募がありました。当社にはアルバイト従業員の在籍も多く、アルバイト可能な高校の1~2年生に対して、「職業体験にもなるのでアルバイトも募集しています。」と伝えていたところ、応募して頂いたのです。今も高校2年生で続いています。
求人票パンフレット発送もジョブドラフトで行いました。
卒業間際の時期に、ジョブドラフトの高校周り担当から個別面談した高校生を紹介頂き、2名職場見学に来てもらいました。実際に働く社員の姿を見て「楽しそう」と思ってもらえたことで応募につながりました。入社後、入社した1人が友人を紹介してくれ2名増え、合計4名となりました。
2年目(2020年4月入社) 採用目標、活動内容
2020年卒では4名の応募がありました。
2年目は求人票を拘って作成しました。また10月の合同企業説明会「ジョブドラフトFes」に参加し25名の生徒と話すことが出来ました。その場では職場見学したいとアンケートに回答をもらったのですが、実際の職場見学にはつながらず、今後の課題です。
応募のうち1名は求人票とWebを見て、応募前職場見学なしで応募を頂きました。1名は県外の熊本県からの応募で、ジョブドラフトで求人を見つけ、先生経由で職場見学に来てもらいました。職場や勤務する社員の姿を見てもらい、楽しそうと伝わり応募につながりました。
2名は2019年入社した社員からの紹介でした。出身高校の後輩が進路に迷っていて、「うちに来なよ。」と誘ってくれていたのです。後日「パンフレットありますか?あれば学校に持っていきます。」と言われ非常に嬉しい出来事でした。
<外部リンク:株式会社ジンジブ>高卒採用活動の基本をおさえる<参加無料>ジョブドラフトセミナー
(3)職場・人間関係の良さが紹介を生んだ
-どんなところが応募頂けたポイントだと思われますか?
採用活動で話すように心がけているのは、『「何をするのか」仕事内容も大事ですが、「誰とするのか」の方が大事』という事です。当社の場合は、働く環境、一緒に働く仲間、人間関係の良さが推せるポイントです。社員の平均年齢が30歳、アルバイトを含めた従業員は25歳と若い会社で、やる時はやり、休憩中は同年代と和気あいあいとメリハリをつけて働くことができます。
そして年功序列の会社ではありません。やる気と成績次第で昇格昇給があり、実際入社1年目で一つ上のアルバイトをまとめる責任者になることもできています。
安田の出す雰囲気が社内の風通しを良くしているとも思います。仕事の指導はきっちりと言う、普段の従業員への関わり方では「○○さん」と下の名前で呼び合うなど雰囲気づくりが上手いと思いますね。
こうした会社の社風や実際に仕事する姿を見せることで「楽しそう」と感じることで応募につながり、働いてみて「楽しい」と思い働く社員の満足度が高く維持出来ているため応募につながったのだと思っています。
(4)入社後の教育と期待
-入社後の教育ではどのようなことを行っていますか。
1週間かけて各マネージャーが順に研修を行います。ビジネスマナー研修、商品研修、電話受付、メール送信など。熊本にあるお寺に1泊で泊まり込みの「お寺研修」も取り入れました。住職の経営の話や、座禅、水業など体験しました。
「上司の言う事が絶対。」ではなく、「上司の話が違うと思ったら自分の意見を伝えて良い」と伝えています。実際に納得いかないことは発言してもらい、何故こういう意図で伝えたのか説明するなど気を付けています。
-高卒人材に今後期待することは何でしょうか。
仕事に対してやる気を持ち純粋に取り組んで欲しいです。個々の成長が会社の成長につながります。営業職である以上、営業成績、数字は頭に置く必要がありますが、数字を追うだけではなく、人として成長して欲しいと考えています。
アルバイトに対しても同じように伝えていますが、電話営業が主のため、直接お客様と会っての対応ではなく顔が見えません。お客様対応で様々なコミュニケーション力が求められます。コミュニケーションが得意な人もいれば、克服したいという想いで入社する人もいます。
当社の安田が良く言うのですが、永遠に当社に在籍して欲しいということではなく、もし今後別の目標ができた時に、当社で働いたことを誇りに思える働き方をしてもらいたいです。
人に対するやり取りや、社会人、人としてどこに出ても恥ずかしくない人材を育てたいと思っています。
入社した高卒社員の近い目標は、入社してから1人前の営業、責任者としてチームをまとめる存在、サブマネージャー、マネージャーとキャリアアップがあります。
年齢に関係なくやる気次第で昇格昇給チャンスはたくさんあるため、向上心を持って頑張って欲しいです。
-貴重なお話をありがとうございました!
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