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2023年卒高校生採用 基本の流れとルール ハローワークにはいつから申し込む?

2022年03月10日

大卒採用の競争が更に激化する今、新卒採用を行う企業にとって、採用のターゲットを大卒だけに絞っていては採用が上手くいかなくなっています。

その影響もあり、高卒採用を改めて見直す企業が増えており、高卒採用は近年求人企業が急上昇している注目の採用になっています。

今回は、高校生の新卒採用を始める前に必ず知っておくべきポイントを活動スケジュールに沿って見ていきます。

<外部リンク:ジョブドラフト >大卒比較で採用コストは5分の1、高卒採用のメリットとは?>

1、高校新卒向け求人数は10年間で倍増!

令和2年(21卒採用終了時点)の厚生労働省の発表によると、高校新卒21卒採用は下記のような結果となりました。

2021年3月卒の高校生向け求人数は、約38万4,000人で、前年同期比20.2%の減となっています。

(出典元:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000184815_00020.html

コロナ禍によって求人数は減少したものの、求職者数は14万6,000人となっており、求人倍率は依然として2.64倍と高い水準を誇っています。

(出典元:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000184815_00020.html

また、2021年3月卒の高卒就職者数は約15万8,000人となっており、最も就職率が高い学科は「工業」で、99.0%という結果でした。

(出典元:https://www.mext.go.jp/content/20210518-mxt_jidou01-000014869_3.pdf

上記の通り、求人数は10年前と比較しても約2倍となっていますが、これには理由があります。企業側には、高校新卒の採用者が長期的な戦力になってくれることや、大学新卒採用と比較すると採用コストが抑えられるなど多くのメリットがあるからです。

このように、「高卒採用」は年々求人数が増加し続けています。そんな「高卒採用」ですが、その内容は「新卒/中途採用」とは大きく異なり、独自のルールがあることをご存じでしょうか。ここでは、「高卒採用」に向けた活動を始める前に知っておくべきルールおよびスケジュール等についてまとめました。ぜひご一読ください。

<外部リンク:ジョブドラフト >高卒採用の基本が丸わかり!お役立ち資料の無料ダウンロードはこちら

2、高卒採用独自の三者間ルールとは

「高卒採用」とは言え、学生は学校教育が最優先であり、その妨げになるような行為は禁止されています。よって、応募した学生が適正な職業選択を行えるよう、三者間(行政、学校組織、主要経済団体)によって厳格なルールが設けられています。三者間によるルールは、未成年の高校生を守るためのものであり、「高卒採用のルール」として広く周知されています。

関連記事:高卒採用のルール

必ず知っておくべき「一人一社制」ルールとは

「一人一社制」とは、企業が自社への応募の際に単願を求め、学校側としても応募の推薦を制限し、「応募解禁日」から一定時期の間まで、一人の生徒が応募できる企業を一社とする制度です。生徒はその企業の内定が得られなかったときに、はじめて他の企業に応募できます。一方で、一定期間を過ぎれば複数の企業に応募することができるようになります。
都道府県ごとに、労働局、教育委員会、経済団体が毎年話し合いで詳細を決めているため、関東や関西など地域によってルールやスケジュールに違いがあります。また原則として、内定すれば必ず就職しなければなりません。
学業優先、健全な学校教育を最優先かつ適正な就職の機会を与えるために設けられたルールです。

さらに詳しく読みたい:高卒採用の一人一社制とは?

生徒への直接連絡の禁止

「高卒採用」において、高校生は企業との直接連絡を禁止されており、原則として企業情報を高校経由で得ることになります。このルールは、企業側が高校生と直接コンタクトを取ることで、その意思決定に揺らぎが生じるのを防ぎ、内定後も学校生活に専念できるようにするためのものです。電話やメールで企業と直接連絡を取れる新卒採用と比べると不便かもしれませんが、高校生の本分は健全な学校教育を受けることですので、とても重要なルールと言えます。

併せて読みたい:生徒と直接やり取りができないを乗り越える 高卒採用、どうやって進める?

 

求人票にはハローワークの確認印が必要

「高卒採用」において、採用側(企業)は、原則としてハローワークへの求人申し込み(求人票)が必要となります。求人票には、ハローワークの確認印が押印されていなければならず、それを怠ると採用にすら進めない事態となりかねないため注意が必要です。

 

採用スケジュール

前述した三者間による検討会議にて、毎年採用選考期日が決定します。

<2023年3月卒の新規高等学校卒業者の採用選考スケジュール>
4月~5月 採用計画・自社の強み・応募条件や募集要項の整理・情報収集 ●
6月1日 ハローワークによる求人申込書の受付開始
6月中 求人票提出 ●
7月1日 求人情報公開 ●
7月~8月 高校へ求人票の送付や高校訪問によるPR活動/応募前職場見学の受入 ●
9月5日 学校から企業への生徒の応募書類提出開始(沖縄県は8月30日)
9月5日以降 応募対応 ●
9月16日 企業による選考開始及び採用内定開始 ●
11月以降 二次募集開始 ●
※採用側(企業)の動きには●をつけています

後述しますが、スケジュールの中で重要とされるのは「応募前職場見学」や「二次募集」開始後の動きになります。「応募前職場見学」は、自社の魅力を高校生に知ってもらう最大のチャンスです。自社の魅力となるポイントをしっかりとアピールしましょう。そして「二次募集」開始後の応募者には、進学から就職に切り替えた高校生も含まれています。そのため、より高い潜在能力を持った高校生を採用できるチャンスでもあります。チャンスを逃さないためにも、採用側(企業)は基本的な採用スケジュールを理解し、自社に合った高校生に興味・関心を持ってもらう施策を検討していきましょう。

併せて読みたい:高卒採用のスケジュール

3、採用活動の準備

「高卒採用」は、例年6月1日よりハローワークの求人受付が開始されますが、それまでに「年間のスケジュール・KPIの作成」や「求人票の作成」など、やっておくべき準備が数多くあります。特に、「高卒採用」の要となる「求人票の作成」においては、営業職や事務職、介護職、美容など職業や募集職種によって書き方の工夫が必要で、高校生に求める資格などによっても記載内容が変わります。決まったフォーマットの中で、いかに自社に合った高校生に興味・関心を持ってもらえるのかを記載しなければならないため、企業ごとに創意工夫が必須となります。

応募前職場見学を実施

「応募前職場見学」とは、9月に応募書類の提出を控える高校生に対して、実際の仕事へのイメージを抱けるよう自社の職場を見学してもらうものです。開催時期は、高校の夏休み期間中に設定するのが一般的です。「応募前職場見学」によって、高校生の興味・関心を引き応募者数を増やすのはもちろんのこと、会社の雰囲気や仕事内容を具体的に知ってもらい、入社前後におけるイメージのギャップをなくすのも目的です。ギャップがなくなることで、入社後の早期離職防止にもつながります。

併せて読みたい:高卒採用の“応募前職場見学”で応募につなげるポイント3つ

 

二次募集を行う場合

前述した通り、11月以降に「二次募集」が開始されます。一次募集で内定を得る高校生は6割以上いますが、逆に言えば残り4割弱は内定が決まっていない状態です。一次募集で自社に合った高校生を集められなかった企業は、9月末以降再度高校を訪問し求人の紹介を行うようにしましょう。進学や公務員試験から民間企業への就職へ進路変更した高校生を採用するチャンスがあり、場合によっては一次募集では見つからなかった金の卵を発見できるかもしれません。高校の進路担当者としっかりコミュニケーションを取り、より質の高い採用活動を心掛けてください。

 

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(4)まとめ

高校生の採用は、学業優先、健全な学校生活のため、独自のルールがあり、7月1日の求人票公開から9月以降の応募開始まで短期決戦。準備期間の採用計画と情報収集が重要です。

外部リンク:高卒採用のルール

 

中途採用や大卒採用の求人数が高止まりする昨今。採用への意欲の高まりもあり、新たな採用手法を探る動きが激しくなっています。中でも高校新卒採用の求人数は、他のチャネルと比較しても伸び率の高い市場です。業種も多岐にわたっており、大手から中小・ベンチャーまで多くの企業がすでに参入し始めています。どれだけ早くこの市場に入るかが採用活動の成功を握るカギとなります。

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