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新人研修のニューノーマルって?リモート研修を振り返ってみる

2020年09月24日

新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、緊急事態宣言が発出されたのが2020年4月7日でした。解除されたのは、それから7週間後の2020年5月25日。この間、多くの企業が出社制限をするなどしてリモートワークを実施していました。

リモートになったのは通常勤務だけではありません。特に話題になったのが新入社員の受け入れです。「オンライン入社式」や「リモート研修」など、混乱の中、新たな取り組みに挑戦した企業が多くありました。

高卒採用Labを運営するわたしたち株式会社ジンジブでは、2020年4月の新入社員数が18名、今年も当然のように4月1日から数日の新人研修を予定していました。しかし、そこに新型コロナウィルス感染症の影響が…。

急遽、予定を変更し新人研修をフルリモートに舵を切りました。準備・対応時間が大変少ない中での初めてのリモート研修、戸惑いや不安もありましたが、なんとか無事に終えることができました。

そこで得た気づきや課題は何だったのか?

ジンジブの研修担当へのヒアリングを基に、今後の新人研修の「ニューノーマル」について考えてみたいと思います。

目次

(1)新人研修のニューノーマルについて考える

Q1.どのような内容のリモート研修を行いましたか?
Q2.リモート研修をするにあたり、当初企画してた研修内容と変更したことは何ですか?
Q3.リモート研修のためにした準備にはどんなことがありますか?
Q4.リモート研修をやって良かった点は何ですか?
Q5.リモート研修の課題は何ですか?
Q6.今後もリモート研修をしていきますか?

(2)まとめ

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(1)新人研修のニューノーマルについて考える

1.どのような内容のリモート研修を行いましたか?

4月は2時間研修を全9回、5月は終日(9:00-18:00)研修を5日間の合計58時間行いました。
内容は会社理解(部署、サービス、社内ルールの説明)、パソコンの使い方、ビジネスマナー、営業研修(商品説明トーク練習)全体朝礼参加、企業理念の学習を行いました。

 

2.リモート研修をするにあたり、当初企画してた研修内容と変更したことは何ですか?

1.研修会場をキャンセルした
2.同期のコミュニケーションの場を用意していたが、各自に任せることにした
3.アクティビティを通じたチームビルディング研修をやめた
4. 朝と午後の開始時にダンスを取り入れた

<ポイント>

・会場費がなくなりコスト削減につながる一方で設備投資が必要

リモート研修になることで、会場を借りなくて済むことになり、会場費がなくなるのはコスト面でプラスです。一方で、滞りなく一定のクオリティの研修を実施するには、カメラやマイク、照明、音響、背景布など研修を撮影・配信する設備が必要になります。

どこまでこだわるかにもよりますが、今後リモート研修を実施する予定があるなら、こういった備品を揃えておいても良いかもしれません。

・オンラインでも「雑談的」なコミュニケーションはとれる

2020年4月頃に比べ、今(2020年9月)ではオンラインのコミュニケーション促進もだいぶ慣れてきたところがあります。理由は2つあり、一つはオンライン交流会が増え、そこでコミュニケーションのお作法を知った人が増えたこと、もう一つはツールの利用スキルがあがったことです。特に、Zoomのブレイクルームは、よく交流会などでできる「小グループ」をZoom上で作れるので交流が進む便利な機能です。ぜひ活用しましょう。グループ分けは出身地や趣味などの共通項でまずは作ってあげると雰囲気が和みやすいです。

・オンライン研修には内容によって向き不向きがある

双方向性を多く求める研修内容は、間の取り方が難しかったり参加者個々の状態を確認しづらかったりと敬遠されがちです。また、道具を使う研修はそもそも実施が難しいということもあります。

研修内容ごとに、オンラインとリアルを使い分けるようにしましょう。

 

3.リモート研修のためにした準備にはどんなことがありますか?

1.Zoom有料会員への切り替え
2.Zoomの使い方研修を取り入れた、そのための研修資料を作った
3.受講者の通信環境の確認と整備

<ポイント>

・ツールの使い方の研修を最初に行う

様々なツールがある中、講師、受講者とも使い慣れているツールで研修を行うのがおすすめです。ビジネスシーンでは、Zoom、Google hungouts meetあたりが主流となっています。

新入社員はパソコン操作に不慣れです。スマホでは使えていたアプリもパソコンでは操作が心許ないもの。特に今後はオンライン商談などでZoomを使う機会も増えますので、研修内容にZoomの使い方を入れ、研修の最初の時間に行うと良いでしょう。

・受講者個々人の受講環境に気を配る

自宅にwi-fi環境がないというケースもあります。事前に確認しwi-fi端末を支給するなどして、受講環境を整えましょう。

 

4.リモート研修をやって良かった点は何ですか?

<会社の視点>
1.経費削減(宿泊費、交通費、遠方からの交通費、会場費)
2.短い時間でも気軽に研修できる
<受講者の視点>
3.拠点を超えて同じチームとして研修を受けられたことが大きな学びだった。

<ポイント>

・距離的制約なく集まれる、同じ研修を受けられる

地方に拠点を持つ企業の場合、新入社員を一同に集めて研修を行うには交通費と宿泊費がかかります。拠点別に行う場合は、拠点ごとに研修内容にばらつきが出たり、人数によって新入社員同士の一体感が作りづらかったりということがあります。

オンラインではコミュニケーション濃度が薄まるという懸念もありますが、少なからず上記のような点ではリモート研修にメリットがあると言えるでしょう。

・研修内容さえあれば、すぐに研修ができる

オンラインは気軽さが特徴。場所に依存しないため、研修資料さえあればすぐに始められるという利点があります。

また、リアルの研修の研修時間の常識もオンラインでは異なります。集中力の持続を考慮すると、一コマがコンパクトになっていたほうが受講しやすいです。

補講的な内容の研修など、機動的に取り組みましょう。

・費用面でのコスト軽減

リアルで研修を行う場合、宿泊費や交通費(遠方からの交通費)、会場費などがかかります。

リモート研修の場合は会社貸与PCや資料の準備などの送料と手間がかかりますが、費用面でのコストはかなり抑えられます。

 

5.リモート研修の課題は何ですか?

<会社の視点>
1.研修の時間が長くなってしまう
2.リアルの研修時間をベースにすると長く感じる
3.雰囲気が作りづらい
<受講者の視点>
4.画面を凝視するので疲れる、集中が続かない

<ポイント>

・リアルで行うよりも、時間が長くなることを想定する

リアルの研修であれば、一斉に複数の受講者の発言を聞くことができますが、リモートの場合は一人一人順番に聞くことになり時間がかかってしまいます。発言を聞く場合は、チャットを使って集めて、内容を整理してフィードバックすると良いでしょう。

・集中力を途切れさせない設計を

講師、受講者とも画面を凝視するため疲労度は高くなります。講師側は、サブ的な役割の講師を用意したり、内容ごとにこまめに交代をするなどして軽減することができます。ただ、受講側はそういったことができず、対策が限られてしまいます。

ですので、リアルの研修よりも短めの時間設定にし、こまめに休憩を挟むような設計にすると良いでしょう。

・リモート研修でも「場作り」を心がける

早く会場に集まった受講者同士の交流を促すように講師が話しかけるなど、リアルでやっていることはオンラインでも行いましょう。お昼休憩の時間にもZoomを繋ぎオンラインで過ごすことでも皆で話す時間を取ることができます。

また、チャットを使って受講者に話しかけるなどして、運営者側が場の空気を積極的に作ります。

 

6.今後もリモート研修をしていきますか?

・リアルとオンラインを併用し、お互いの良いところを活かして研修を組み立てようと考えている
・リアル研修はアクティビティや懇親会、オンラインは知識学習やプレゼン発表の場としたい

 

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(2)まとめ

緊急事態宣言は解除されたとはいえ、まだまだ新型コロナウィルス感染症の影響は続くと予想されます。

リモート研修は今年初めてやったという企業が大半、その中でメリットデメリット、向き不向きをしっかり洗い出して翌年につなげることが大切です。また、他社の事例を多く収集することも今後の企画においては有益でしょう。ツールは日々新しいものがリリースされていますので、こういった情報にも触れておくこともおすすめします。

リアルとオンラインどちらか一方に固執せず、お互いの良いところを柔軟に取り入れて企画・実施することがこれからの新人研修の常識になりそうです。

 

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