高校生の就職内定率は99.3%と調査開始以降過去最高。 厚労省、平成30年3月卒の高校・中学新卒者の就職内定状況を公表。
内定率99.3%と過去最高の高卒採用
厚生労働省は、4月27日、平成30年3月に高校や中学を卒業した生徒について、平成30年3月末現在の公共職業安定所(ハローワーク)求人における求人・求職・就職内定状況の取りまとめを公表しました。学校やハローワークからの職業紹介を希望した生徒が対象となります。
近年、改善傾向だった高校生の就職内定率は99.3%と、前年同期比 0.1 ポイント上昇し、同調査開始以降過去最高となりました。求人数は約43万3千人と、前年同期比11.7%増加しました。
公表内容は下記の通りです。
【高校新卒者】
○ 就職内定率 99.3%で、前年同期比0.1ポイントの上昇
○ 就職内定者数 約17万人で、同1.2%の減
○ 求人数 約43万3千人で、前年同期比11.7%の増
○ 求職者数 約17万1千人で、同1.3%の減
○ 求人倍率 2.53倍で、同0.3ポイントの上昇
※1 平成30年3月高校・中学新卒者の選考・内定開始期日は、全国高等学校長協会、主要経済団体(一般社団法人日本経済団体連合会、日本商工会議所、全国中小企業団体中央会)、文部科学省及び厚生労働省において検討を行い、次のように申し合わせています。
・ 高 校 平成29年9月16日以降
・ 中学校 平成30年1月1日以降(積雪指定地域では、平成29年12月1日以降)
※2 文部科学省も高校生の就職状況について類似の調査を行っていますが、これは就職を希望する人全員を対象としており、学校及びハローワークを通して求職している人のみを調査対象としている厚生労働省の調査と母集団が異なります。
参照元 厚生労働省「平成29年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ 平成30年3月末現在」
高卒採用ラボは、高卒採用【高卒採用がはじめてのかたへ】を考えている企業のための情報メディアです。 独自の調査結果や高卒採用のノウハウ、企業の採用担当者からのインタビューなどあらゆる視点から「高校生の採用」を実施する企業へ価値ある情報を提供します。
基本ルールが理解できる! 高卒採用初心者向け無料セミナーはこちら