2021年卒における「職場見学」への影響と実施におけるポイント2点 | 記事一覧 | 高卒採用Lab 高校生採用を科学する

2021年卒における「職場見学」への影響と実施におけるポイント2点

2021卒の高卒採用では、新型コロナウイルス感染症の影響で選考解禁が一ヶ月後ろ倒しになることが決定しました。

高卒採用担当者には、選考期間の後ろ倒しに柔軟に対応する姿勢、並びに、コロナウイルス対策を講じた上での採用活動が求められます。本記事では、8月に多く開催される「職場見学」にフォーカスを当てて、コロナウイルスの影響や対応策についてまとめました。

目次

(1)コロナウイルスが与える「職場見学」への影響

(2)オンラインで職場見学を行うには?

(3)オンライン職場見学におけるポイント

(4)まとめ

<外部リンク:株式会社ジンジブ>withコロナにおける”職場見学”の対応と成功の秘訣【ジョブドラフトセミナー】

(1)コロナウイルスが与える「職場見学」への影響

職場見学は従来夏休みの期間をメインに行われます。しかし、2020年度においてはコロナウイルスの影響で学校が長期間にわたって休校となったことにより、地域や学校によって夏休みの期間が異なったり、短縮されているケースが考えられます。職場見学の実施にあたっては高校の先生と相談の上、より柔軟な対応が求められます。

コロナウイルスの影響で学校現場にどのような影響が出ているのか、また、それにより職場見学にはどのような影響が出るのかについて、次項からまとめていきます。

影響①夏休みの後ろ倒しと短縮

高校生の夏休み期間2019年と2020年の比較(LINEリサーチ調べ)

 

LINEリサーチの調査によると、2020年の夏休みは、2019年(例年)の夏休み期間に比べて平均19日間の短縮となるようです。従来、職場見学は夏休み期間に実施することが主でしたが、2021卒の職場見学については高校生や学校側のスケジュールを考慮して、柔軟に対応していく必要があります。

影響②職場見学のオンライン実施

2021卒の職場見学に関して、感染症の対策としてオンライン職場見学を検討されている企業や高校が増えてきています。

企業側は、「感染症対策を徹底した職場見学」を実施する事を前提にしたうえで、一つの手段としてオンライン職場見学を実施できる体制を会社で整えておくことを強くお勧めします。

「なんとなく」オンラインでの職場見学を行うのではなく、オンラインで実施できるからこそ発生しうるメリットも加味し、この機会に自社の採用活動にオンラインの側面も導入してみましょう。

オンライン職場見学を行うメリット

 

・コロナウイルスの影響でオフラインでの職場見学が難しい高校とも接点を持つことが出来る。

 

・遠方の高校とも接点を持つことが出来る。

しかし、一部地域によってはオンラインでの高卒採用活動にルールが設けられている場合や、高校によって使用するウェブシステムが異なるなど、一元化されたフローが現状では存在しません。

採用担当には、地域のハローワークや高校に確認の上、柔軟な対応が必要になります。

(2)オンラインで職場見学を行うには?

上記で説明した通り、オンライン職場見学には現状一元化したルール等が存在しません。では、オンライン職場見学を実施する際には、どのようなフローで行えばよいのでしょうか?簡単な「オンライン職場見学実施のフロー」を下記にまとめました。

オンライン職場見学実施のフロー

 

① 高校から職場見学希望の連絡が入った際に実施方法(オンラインorオフライン)の確認

 

② 高校の先生とお打ち合わせの上、日時、使用するオンラインシステム等の擦り合わせ

 

③ オンライン職場見学後の高校へのアフターフォロー

オンライン職場見学実施のルールや使用するシステムは、地域や高校によって異なります。実施する前には、地域のハローワークへの確認や、高校の先生とのお打ち合わせを実施しておくと安心です。

また、従来の職場見学と同じように、オンライン職場見学実施後には、高校へのお礼電話等のアフターフォローも忘れないようにしましょう。

(3)オンライン職場見学におけるポイント

オンライン職場見学では、オフラインでの職場見学とは違い「コミュニケーションが非常に取りづらい点」や「気軽に参加できてしまう点」がデメリットとして挙げられます。

では、採用担当者はどのように職場見学を実施すればいいのでしょうか?下記に、オンライン職場見学におけるポイント2点をまとめました。

オンライン職場見学のポイント2点

 

・開催時間をなるべく短くする

 

・オンラインならではのツール(動画、WEBサイト、スライド)を駆使する

オンライン職場見学の課題には、まず「参加生徒の集中力の維持」が挙げられるでしょう。オフラインの際は3時間実施していた見学会も、オンラインの場合は、それだけの間ずっと集中力を維持させることは非常に難しいです。開催時間を長くしすぎないことや、画面の向こうにいる高校生に飽きさせない工夫をすることが必要になります。

次に「コミュニケーションの難化」が挙げられます。オフラインとは異なり「人の魅力」が伝わりづらくなることが予想されます。そこで、弊社では「動画」の活用をお勧めしています。約1分でテキスト180万文字の情報量と言われる動画を使用して、人の魅力やオフィスの魅力を端的に魅力的に伝えましょう。

他にも、パワーポイントなどで予めスライドを用意することや、自社サイトを見せながらの説明など、オンラインならではのツールを駆使することをお勧めします。

(4)まとめ

今回はオンラインにおける職場見学の実施方法やポイントについてまとめました。

①自社内でオンラインで職場見学を行える体制を整えておくこと。

②高校の先生や地域のハローワークの状況を鑑みて、柔軟に対応すること。

③実施する際には、端的且つ分かりやすく、オンラインならではのツールを駆使すること。

コロナ禍で採用活動を進めていくためには、オンラインツールの準備は必須とも言えます。

この機会に、自社内の採用活動へのオンラインツール導入を検討してみてはいかがでしょうか?

オンラインだからこその特性を理解し、柔軟な採用活動を行う様心掛けるようにしましょう。

 

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